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2013年11月28日差別撤廃国会集会

特定秘密保護法の関係でいつも以上に出入りの激しい参議院会館にて。

差別国会-1-7

 

 

差別国会-1-5司会の有田芳生参議院議員の挨拶のあと、行動保守の活動を振り返る10分程度の映像を見る。
京都の朝鮮学校、水平社博物館、小平朝鮮大学、鶴橋大虐殺、札幌、新宿、御堂筋、新大久保・・・。
映像の中の彼らは完全なる差別主義者であった。
 

差別国会-1-4ジャーナリストの安田浩一氏。
鶴橋に一緒に取材に行った在日のライターに、個人攻撃されなくて良かったねと言ったら、泣きながら、ずっと死ねって言われてたやんと。
この醜悪なデモは確実に被害者を生み続けている・・・。
韓国でも移民などにヘイトスピーチが。韓国ではこれにどう向き合うかが行なわれている。自省的に捉えるのが正しい社会のあり方。
これは日本の問題、日本人の問題なんです。
レイシストに社会の居場所が無いという主張が行なわれるのは健全な社会。
現場で1番沈黙を強いられているのは当事者。奪われているのはマイノリティー。これは被害者を生み続けている犯罪であると認識でいます。
 

差別国会-1-3[在日特権の虚構]を出版したC.R.A.C 野間易通氏
街頭のカウンターだけでは足りていない。本拠地のネットは放置状態。
在特会を笑うネトウヨが本体、丁寧に外国人は出て行けなどと言っている。
ネットユーザーは圧倒的大多数の善良なマジョリティ。数の原理からすると圧倒的多数の対抗言説でうめつくせるはずだが他人事感、
自分に矛先が向かうから怖いから放置。
代表的な言い訳「あんなバカはほっとけばいい」それは時には有効だが、10年間経って放置戦略は明らかに失敗。
「死ね殺せ」が憎悪表現と捉えてる一般の人が多いが民族的憎悪を煽る事自体がヘイトスピーチ。
ネット上のデマとして代表的なのが在日特権。
ネットで対抗しようにも「これは違うよ」という情報は広がらない。デマを広げたいと思ってる奴らだから。紙媒体にすることが重要。
 

差別国会-1-8大阪経法大教授 師岡康子氏
憎悪蔓延で社会を破壊したのはナチス、世界的な常識。それが国際人権法、自由権規約、人種差別撤廃条約になってる。
ヘイトスピーチは表現でもあるので表現規制の問題にはなる。現行法でも侮辱罪などの規制。
ヘイトスピーチは嫌がらせ、いじめでもあるが現行法でも違法。
このように現行法での表現規制があるのに、なぜ差別だけ規制がされない?マジョリティが鈍感だから。
対抗言論なされるべきだがそれだけでは止まらないし止められてない。
実力行使で止めるしかないが違法。すぐ止めるには法律しかない。
カウンター、教育などの手段があるが法なしでは被害者はサンドバッグ同然。

 

 

 

差別国会-1のりこえねっと共同代表 辛淑玉氏
1ヶ月間のりこえねっとに来た嫌がらせのメールは20万件超えてる。
朝鮮人として生きてきてよかったことは皆無。大衆が敵の中、叩かれることが恒常的なことで生きてきた。
今度は殺すぞと言われた。朝鮮人殺せが表現の自由か?どんな思いで生きてるのかマジョリティは想像できない。
卑怯を生きるな!見てみぬ振りがこの有り様。
当事者としてここに座ること自体がとても苦痛。
あなたも私も一緒に暮らせる社会のためにどうすべきか考えて欲しい。

 

 

 

 

差別国会-1-6徳永エリ参議院議員
北海道出身だが差別やいじめの経験知らずに育った。
有田さんから話を聞くまでこの話は知らなかった。申し訳ない、絶対ダメと思って毎回集会に参加してる。
法規制なしでなんとかなればいいが無理。この問題をやりだしてから攻撃が始まり警護対象になった。
自分の画像に捏造キャプションを付けられたことも。子を持つ親として若い人にはこういうことをしてもらいたくない。