大宮で行われた『我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会地方参考人会』に行ってきた。
参考人は弁護士3人、政治学者1人、商工会議所連合会会長1人だったが、商工会議所連合会会長は元自民党さいたま市議。
衆院議員は議長の他10人。維新、共産、公明が1人ずつ、民主が2人、自民5人。
野党側の参考人である3人の弁護士は、「国内全ての弁護士会がこの法案に反対を表明」
「憲法は最高法規、それを解釈で変えていくのは大きな問題である」
「現政権がやろうとしているのは、違憲な法案の国民への押し付け」
「民主的正当性を欠いた法案の廃案を求める」等、法案の違憲性を指摘。
与党側の参考人二人は「野党は危機感を煽りすぎではないか、魔法の言葉を言っても平和は訪れない」
「理念ではなく、政治は現実的に考えるべき」「平和を守るならば、それが危険な手段であっても責任倫理を取るべき」等、法案の必要性を訴えた。
各政党が、自分たちが呼んだ参考人に質疑をして閉会。
記者会見に移ったが、質問は採決の日程に集中。
日程については濁していたが、公明党の濱地雅一議員は、今回の参考人質疑で国民の理解が深まったのでは?と言っていた。
公聴会に来るたびに思うが、政党の推薦などない一般の傍聴人も入れず、よく公聴会とか言えるなと。